月間商工会・連載企画 「ちいさな企業の底力を信じて」 Vol.1

【2026.05.19】

本企画はより多くの会員企業及び地域住民の方に、全国の中小企業の取組みについて知っていただくために掲載するものです。
全国商工会連合会青年部OBであり、経済産業大臣政務官・越智俊之参議院議員が直接足を運んでお話を聞いています。

1. 活動の根本:地域の生活を守ること
地域を支える存在への支援: 地域の生活を守ることは、地域で商売を行い、雇用を生み、祭りやPTAなどの地域活動も支えている「事業者」を守ることと同義である。
現場の声の反映: 2014年の「小規模企業振興基本法」制定により光が当たった小規模事業者に対し、事業規模にかかわらず挑戦を続けられる環境づくりを政治の役割としている。

2. 具体的支援策と経営環境の整備
補助金以外の多様な手段: 税制改正、取引環境の整備、予算の確保など多角的にアプローチしている。
賃上げと価格転嫁:
小規模事業者にとって資金力不足による人材確保の難しさが課題。
人件費や物価上昇分を適切に価格転嫁できるよう、下請け取引のルール整備や実態確認を強化。
利益を生み出し、賃上げの原資をつくるための設備投資支援を推進。

3. 商工会の役割と期待
組織の力の活用: 商工会の優秀な職員による伴走支援、成功事例の共有、組織としてのノウハウ蓄積を高く評価。
使い勝手の向上: 補助金申請などの事務負担を軽減するため、デジタル化(補助金システム導入)を推進し、現場で忙しく働く事業者が利用しやすい環境を目指す。

4. 今後の展望
エッセンシャル・サービスの維持: ガソリンスタンド、食料品店、交通、医療・介護など、地域維持に欠かせない事業者が継続できる支援を重視。
マクロとミクロの視点: 国家戦略(半導体、国土強靭化等)による成長機会を小規模事業者にも波及させる。
事業承継とインボイス対応: 世代交代の円滑化や、インボイス制度などの新たな課題に対しても、現場目線で支援を継続する。


R8.4.pdf

 

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