R7年度省エネ支援サービス「省エネ最適化診断」の活用について
【2025.10.20】
省エネ最適化診断は、経済産業省資源エネルギー庁の「令和7年度中小企業等エネルギー利用最適化推進事業」にもとづき実施されている省エネ支援メニューの1つで、診断から報告書の作成、診断結果説明会の開催、省エネ提案までの一連の診断サービスを安価に利用できるのが特徴です。
本支援サービスによる店舗・ビル・工場等の管理状況の診断を通じて、照明設備のLED化や、給湯循環ポンプの運用改善、大型コンプレッサの吐出圧力低減、エネルギーの無駄遣い解消等、省エネにつながる提案を専門家から受けることができます。コストをかけずに実行できる改善提案を行うのも特徴で、原材料やエネルギーが高騰している中で診断による現状把握は有効な取組みとなります。
また、岩手県の事業者向け省エネルギー対策推進事業費補助金の申請要件の一つが省エネ最適化診断受診となっておりメリットもあります。
●省エネ支援サービスの概要及び省エネ最適化診断の申込方法等について
(1)申込先 一般財団法人 省エネルギーセンター
(2)対象企業 ①中小企業者(中小企業基本法に定める中小企業者)
②会社法上の会社に該当せず、年間エネルギー使用量(原油換算値)が、原則として100kL以上1,500kL未満の事業所
(3)診断内容(概要) 省エネ最適化診断の専門家が事業所を訪問し、実際の設備使用状況や運転管理状況等を確認の上、診断結果を診断結果レポートとして取りまとめて説明会にて
省エネに向けた提案・アドバイスを行います。※内容の詳細は、省エネルギーセンターHPをでご確認下さい
(4)診断費用 10,670円(税込み)~
※年間エネルギー使用量によっては、16,940円、25,850円の場合もあります。
※診断費用以外の費用負担はありません(例:専門家の旅費等)
(5)診断件数 1事業者あたり原則1件(1事業所)のみ診断
※経営革新計画承認企業の場合は、優遇措置として2件(2事業所)診断することができます。