やまさ海苔店

焼のり

産地選びと、昔ながらのひと手間で
歯触りと香りの良い海苔を

 もともと海苔問屋は、長野県のような海から離れた土地で、農家の副業として始まったという。ならば住田町でもと、昭和25年頃に「やまさ海苔」は創業。社長の佐々木朝男さんは、北海道の海苔問屋や東京でのサラリーマンを経験後、23歳の時に家業に入り、初代の父を継いだ。かつては、仕入れた海苔を自動車に詰め込み、泊りがけで営業に回り、朝男さんの代で販路を広げて、青森、秋田、岩手の食品問屋に卸すようになった。その後、バイヤー経由で販売することも増えたが、78歳の現在も、奥様のトシ子さんと共に働き続けている。

 やまさ海苔のこだわりは、海苔をはじめとする原材料の産地と生産者選び。自らリサーチし、味を確かめて、これだと納得できるものを仕入れる。

 また、一部の商品は、自社で仕上げ加工も手掛けている。水分を約0.8%残した海苔を仕入れ、電熱器にかけて100度の熱で48時間乾燥させる。昔ながらの製法だが、このひと手間によって歯触りが良くなるという。

 乾燥させた海苔は、赤レンガ造りの倉庫で保管。寒暖の差が少ないため、劣化を抑えることができる。

 やまさ海苔の焼き海苔は、パリッとした食感と、香りの良さが特徴。「また食べたくなる」と、多くのリピーターを獲得している。

 おすすめの食べ方は、手巻き寿司や、おにぎり。しんなりする前に、巻き立てを味わってほしい。また、海苔を豪快にご飯に載せた「のり弁」も、香りの違いが伝わるはずだ。

 すき昆布は、ボイルした昆布を細く刻み、乾燥させたもの。煮物はもちろん、サラダや和え物にもよく合う。やまさ海苔では、北三陸の普代産昆布を使用している。

おすすめ商品

  • 焼のり

    宮城県沿岸で養殖されたミネラル豊富で上質な海苔。色艶がよく海苔独特の風味や旨味が詰まった焼きのりは、昔ながらの伝統製法で長年やまさ海苔店を代表する看板商品。

    賞味・消費期限:製造日から10ヵ月
    保存方法:常温

  • すき昆布

    三陸産のミネラル豊富な昆布をカット。塩気も程よく、食感も柔らか。戻りも早く、煮物や鍋料理にも短時間で旨みが浸透。炊飯時にひとちぎりでご飯にツヤと旨味がプラス。

    賞味・消費期限:製造日から12ヵ月
    保存方法:常温

  • 早煮昆布

    三陸産の良質な昆布を乾燥。短時間で柔らかくなるので手軽に調理可能。低カロリーで豊富な栄養成分を美味しく摂取。おでんや鍋料理、煮物などにどうぞ。

    賞味・消費期限:製造日から12ヵ月
    保存方法:常温

ご注文・お問い合わせ

【注文方法】FAX、メール
【支払方法】代金引換(手数料はお客様負担となります。)
      振込(手数料はお客様負担となります。)

やまさ海苔店

〒029-2501 岩手県気仙郡住田町上有住字山脈地78
TEL:0192-48-2502
FAX:0192-48-3247
定休日:年末年始