佐々木園芸

桑の葉茶

鮮やかな緑色で、とろりとした飲み口
食物繊維たっぷりの住田町産桑の葉茶

 蚕のエサとして知られる桑の葉は、古くから漢方薬としても利用されてきた。食物繊維が豊富なことから、腸内環境を整える効果があるといわれ、近年ではダイエットのために桑茶を飲む人もいるようだ。

 佐々木園芸を営む佐々木信一さん宅の周辺には、昔からたくさんの桑の木が生えている。この桑の木の葉を加工して、販売できたら。信一さんは2010年頃から桑の葉茶作りの構想を練り始める。妻のかおるさんの協力も得て、2012年に乾燥機を購入。桑の葉茶作りがスタートした。

 桑の葉の収穫は、6月下旬から10月中旬頃まで。高く伸びた枝を引っ張り、葉を摘み取る。危険が伴う作業だ。集めた桑の葉は、乾燥させる前にもいくつかの工程を行う。洗浄し、一度湯通しする。1分半から2分茹でることでアクが出て、お茶にした時に飲みやすくなるのだという。

 湯通しした桑の葉は、脱水した後に細かく刻む。この刻みの作業が難題だった。フードプロセッサーを使うと、細かく刻めるのだが、蓋を開ける時に粉が舞ってしまう。試行錯誤の末、挽肉作りに利用する手動のミンサーに行きついた。

 佐々木園芸の桑の葉茶の特徴は、発酵の工程がないこと。そのため、分類としてはお茶ではなく乾物にあたる。繊維質が豊富で、お湯もしくは水に入れると、とろみが出てくる。目安は、水200mlに対して粉茶1.5g。飲みやすいので、無理なく毎日飲み続けられる。

 桑の葉茶は、ティーパックと粉茶の2種類を販売。そのまま飲むのも良いが、豆乳や牛乳に入れて、緑と白の二層にして楽しむのもおすすめだ。また、パンやうどん、ひっつみなどを練る際に入れると、鮮やかな緑色に仕上がる。

おすすめ商品

  • くわの葉茶(ティーパック)

    自家栽培の桑の葉を、特有のえぐみを取り除いた飲みやすい桑の葉茶ティーパック。桑の葉は多くの健康効果が研究で解明され、ダイエットや健康食品としても人気。

    賞味・消費期限:製造日から6ヵ月
    保存方法:常温

  • 桑の葉粉茶

    粉末タイプ。寒い時期は湯呑みにお湯を注いで、暑い時期はグラスに氷水を注いでどうぞ。練り物の生地に混ぜたり、料理やデザートのトッピングなどにもおすすめ。

    賞味・消費期限:製造日から6ヵ月
    保存方法:常温

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