すみたのホシイモ
夢工房カトレアは、通常の事業所での雇用が難しい人たちに対して、就労の機会を提供する通所施設。生産活動などを通して知識や能力の向上に必要な訓練にもつなげている。業務内容は、ゴム製品のバリ取りや、空気圧部品の組み立て加工などの受託作業の他、農業にも取り組んでいる。
さつま芋の栽培と干し芋加工を始めたのは、2017年のことだ。最初は大根や畑わさびやカボチャの栽培も試してみたが、栽培・加工のしやすさや収量などを考えて、さつま芋にたどり着いた。
農作業の中心となるのは草取り。8月上旬から中旬には、伸びた蔓を地面からはがし、芋に十分に栄養が届くように「蔓返し」という作業もする。休憩時間を挟みながら9時30分から15時30分まで、利用者さんと職業指導員は汗を流す。
また、一部の商品は、自社で仕上げ加工も手掛けている。収穫は9月末頃。13アールの畑から、全て手作業でさつま芋を掘り起こす。その数は、毎年、袋にして約1000袋になる。
収穫したさつま芋はすぐに加工せず、約1カ月熟成・乾燥させる。加工は、まずはふかすところからスタート。2時間ゆっくりふかすことで、甘みが増すという。次に、柔らかくなった芋を、薄くカットする。その後、乾燥機に入れて水分を抜いていく。こだわったのは、乾燥時間。半生の仕上がりを目指して試行錯誤を重ね、約24時間が良いとわかった。
出来上がった干し芋は、飴色よりも鮮やかな、透き通った黄色をしている。口に入れると、食感が柔らかで、噛むほどに甘みが増してくる。紅はるかという品種を使用していて、甘みが強いのが特徴だ。化学肥料を使わずに、油かすで土を肥やしていることも、甘さにつながっているという。素材の良さを楽しむには、開封後に時間を置かず、早めにいただこう。
【取扱期間】
11月中旬~3月頃まで(在庫が無くなり次第終了)
大自然に囲まれた畑で真心込めて育てられた「紅はるか」を使用。さつまいも栽培から製造まで丁寧な手作業で生産。きれいなべっ甲色と甘くしっとりした味わいの逸品。
賞味・消費期限:製造日から2ヵ月
保存方法:冷蔵
干しいもファンにはたまらない食べ応え十分の丸干しタイプ。原料は「紅はるか」のみでもちろん無添加。お子様や妊婦の方はもちろん、食物繊維たっぷりで健康増進にも。
賞味・消費期限:製造日から2ヵ月
保存方法:冷蔵
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