大八車というのをご存知ですか?広辞苑によると「だいはち‐ぐるま【大八車・代八車】(八人分の仕事の代りをする意) 荷物運搬用の大きな二輪車で、二〜三人でひくもの。江戸前期から使用された。浄、先代萩「坂道を押す―」とあります。もちろんここで言う大八車は荷物運搬用のそれではなく、大八車をベースにした、お祭りのために作られたものです」とあります。
 この大八車は、現在は京都の祇園祭や水沢市の火防(ひぶせ)祭りなどで見る事ができますが、かつては金田一のお祭りにも大八車が出ていたのです。
 八坂神社の神興渡御のお伴として、軒飾の花を揺らせながらゆっくりと大八車は進みました。美しい祭化粧をほどこした少女たちの太鼓、そしてフエ、カネ、三味線の音が通りいっぱいに響いたものでした。京都の風雅をしのばせるその独特の大八車の行列は金田一のお祭りのほこりでもありました。
 けれども残念な事に、昭和36年の例祭のお伴を最後に、大八車の姿は消えてしまいました。
 昭和54年、これをしのぶ人々が、せめて大八車を当時のまま保存しようと立ちあがりました。大八車は見事に復元されましたが、ついに祭りへの復活には至りませんでした。
 そして現在、かつて大八車に所属していた家の人々を中心に「大八車の復活」を目指して新たな活動が進みはじめています。

『よみがえれ大八車!』

昭和54年に大八車を
復元したときの様子

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