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北上山地のほぼ中央に主峰(標高1,917m)として鎮座する早池峰山。遠くから見える神秘的で優しげな山容とは違い、間近でみる早池峰山はいたるところに巨岩が露出し、氷河期の過酷な気象変動に耐え抜いてきた厳しい姿をしています。 早池峰山を頂点とする北上山地は、造山運動によって古生代に隆起してできたもので、日本で確認されているうちでも最も古い地層の一つです。諸条件が作用した結果、早池峰山には約200種の高山植物が生育し、量、種類の豊富さでは日本でも屈指を誇っています。しかも固有の珍品種が多く、とくにハヤチネウスユキソウは山のシンボル的存在になっており、ヨーロッパアルプスに咲くエーデルワイスとよく比較されます。 標高1,300mから山頂までの間に植物群落が集中しており、6月から8月にかけて咲く色とりどりの可憐な花は多くの登山者を魅了してやみません。高山植物群落は国の特別天然記念物とされ、一帯は国定公園の指定を受けています。山麓の広葉樹林地帯の広大で豊かな懐は、陸水空さまざまな生き物の生活の場になっています。早池峰山の代表的高山植物
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![]() 初夏の早池峰山 | |
![]() ハヤチネウスユキソウ | ||
![]() コイワカガミ | ||
![]() ヒメコザクラ |
![]() ナンブトラノオ | |
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