|
そして又七回ご飯を食べるという風習が何時の頃から始まったものであろうか不明であるが、長い年月を経てきた貴重な郷土の風習「なのがぁび」の行事は、昭和二十年の終戦と共に消滅して行った。当時の七色の仕事の内、今残っているのが唯一、朝飯前の墓所の草取りだけとなってしまった。
因みに今年の旧暦の七月七日(なのがぁび)は新暦のお盆の入り、八月十三日にあたる。
では昔から行われて来た「なのがぁび」当日の七色の仕事と、その内容を記してみる。
(1)早朝、朝飯前に墓所の草取りと、墓地の中の土まんじゅうを盛り直して掃除して来る。
(2)通常人馬が歩いている山道等の草刈と、氏神様の参道や境内の草取りと道普譜等。 (3)家の垣内の草取りと、生け垣の枝の刈込み。
(4)障子戸の水洗いと、障子張り、並びに板の間の水洗い掃除。 (5)お盆棚に敷く菰(こも)と編む。
(6)掘井戸の中の大掃除とつるべ縄を新しいものと交換する。
|