方  言

意 味・共通語

用   例
ハギ ほうき そただにバヤッテハダルな バンゲになったらハットウうってハラッチャグかへるへで ハンチャぬいでハッピ着て外さえってハセクレァボでもして腹へらしておげ
そんなに奪い合って催促するな。晩になったらそばを打って腹いっぱい食べさせるから。羽織を脱いで袖無しを着て外に行って走り回って腹を減らしておきなさい。
ハシラ かわく、乾燥する
ハセクレァボ 徒競走、走りくらべ
ハダケル 聞く
ハダル 催促する、要求する
ハットウ うどん、そば
ハッピ 袖無し
ハナオド いびき
ハネァル 始める、取りかかる
ババヒル 糞をする
バヤル 奪い合う
ハラッチャエー 満腹、腹いっぱい
バン 晩、夜
ハンチャ 羽織
ヒジャカブ ひざ頭、ひざ ビンボタダレで一日によやっとヒッツミヒトガダギしか食ってねぁがっけ ヒジャカブがくらがくらして歩ぐのぁゆるぐねぁ
貧乏して一日にやっとすいとんを一食しか食べてなかったので、ひざががくがくして歩くのも楽ではない。
ビッキ 赤子、子供、蛙
ヒッツミ すいとん、とってなげ
ヒトガダギ 一回の食事、一食
ビンボタグレ 貧乏者
フグラバシ 風船

フグラバシ フタダグな ブックワレデしまうべぁね
風船を叩くな、壊れてしまうじゃないか。

新品だって大ブルシギ広げでよ見だけぁフルデだっけあのフホツギぁ
新品だって大きな話をしてよくよく見たら中古品だった。あのうそつきめが。

フタダグ 人を叩く
ブックワス 壊す、取り壊す
フホツギ 不法をいう、うそつき
フルシテ 風呂敷
フルデ 古着、古もめん
ベゴ 牛、のろま

ベゴぁベロたらしてヘワシネァぐさがんでら あれもこれもヘッチョウだごたどもあまりヘダマラネァうじにとなかせろ
牛がよだれを流してうるさく鳴いている。あれもこれもと難儀をかけるが、あまり間をおかずに餌をやってくれ。

このヘンベぁ あめぁだが しょっぺぁだがヘンテズネァな
このせんべいは甘いか塩辛いかおかしいな

ヘダマル 経過する、間をおく
ヘッチョウ 難儀、苦労
ベッチョヅラ 泣き顔、泣きべそ
ベロ よだれ、唾液、つば
ヘワシネァ せわしい、うるさい
ヘンテズァネァ 味が、味気ない、おかしい
ヘンベ せんべい
ホエジョ 包丁

あんまりホジョネァませねばボンダサレでしまって ホダレポッポ着てホエドして歩がねぁばねぁんだ
あんまり間抜けなまねしていると追い出されてしまって、ぼろ着物を着て乞食して歩かないとならないんだよ。

栗ホロッテ ホドせへれでやいで食(け)ば ホッケァ落ちるくれぁうめえもんだ
栗の木をゆすって落として炉に入れて焼いて食べれば、ほっぺたが落ちるほどおいしいものだ。

ホエド 乞食、けちな人
ホジナシ 間抜け
ホダレ 粗末な着物
ホッケァ ほほ、ほっぺた
ボッチ 帽子
ポッポ 着物、和服
ホド 炉、火をたくところ
ホログ ゆらす、ゆする、落とす
ボンダス 追い出す、離縁
マガネァ 丈の短い仕事着 マゲの柱のマワェッコさ せっかぐとった種ものマガシテしまって マヤヅギながらもマデッコにマジベルべどもったども暗くてマナグぁめねぁでめにあった
天井裏の柱のすき間にせっかく取った種ものをまがしてしまって、うろうろしながらも丁寧に集めようとしたが、暗くて目が見えずえらいめに合った。
マガル こぼれる、あふれる
マギ 血統、血縁関係、一族
天井、天井裏、屋根裏
マジベル 集める
マット もっと
マツポエ まぶしい
マデッコ 倹約、丁寧
マナグ 眼、まなこ
マヤヅグ うろうろしている
マワェッコ 間、間合い、隙間
マンサグ 福寿草

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