室根神社大祭 五穀豊穣を祈る神楽陸尺の数千二百人 伝統千三百年の荒祭り

クライマックスは「御神輿・お下り」

大祭が最高潮に達するのは祭事が行われる3日目。午前4時頃から始まる、本宮・新宮、両神輿による「御神輿・お下り」と呼ばれる先陣争いが圧巻です。数百人に囲まれた2つの神輿は神社境内から続く数キロの急峻な参道を、暗闇の中もみあいながらかけ下り、祭り場に設えた御仮宮へ一番乗りを目指します。陸尺(担ぎ手)、観衆一万人以上の歓声と興奮に包まれながら祭りは最高潮に達します。御輿安着の後、祭事は興奮の余韻をはらみながら舞の奉納、荒馬先陣などに移り、華麗にときに荒々しく古典絵巻は繰り広げられます。

クライマックスは「御神輿・お下り」

どこがすごいのか
祭事が始まったとされる1280年前当時の様式が現代まで固く継承され、祭りの原初的な本質が観る者の心魂を揺さぶります。現代人からみると、古式に則った祭事の執り行いは複雑怪奇を極めますが、それは連綿と続く古い祭礼である証を実感することでもあります。民俗学的にも貴重な価値をもつことから、岩手県指定無形民族文化財、国の重要無形民族文化財に指定されています。

日 時 旧暦閏(うるう)年の翌年旧9月17日〜19日までのの3日間。
歴 史 天平元年(西暦729年)から伝わるといわれる。
場 所 室根神社を中心とした一帯。
参加者 2市3町2村にまたがる氏子約千人。
人 出 4万人
室根神社大祭