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盆は先祖の霊を迎え、供養する行事で、正月と並び、私たちの暮らしの中で大きな節目となるものです。 亡くなったのが最近で遺族の悲しみがまだ大きい段階の霊を迎えるのと、亡くなってから時間もたち、手厚く供養もして、成仏した霊を迎えるのでは、その迎え方に違いがあるのは当然かもしれません。特別に棚を作り、盆花を飾り、お菓子や果物などを供え、迎え火をたくといったことは共通しています。 しかし、亡くなってから3年以内のホトケさんを迎えるには、これだけでは足りません。 一戸町も含め岩手県北地方では、新しいホトケさんを迎えるのに四十八灯籠を灯します。今はローソクをその数だけ灯すようになっていますが、昔は平らな石を48個並べ、その上で松をたいたものでした。 死者の霊が、西方浄土などというはるかかなたに行ってしまうという考え方がある一方、迎え火や四十八灯籠などを目当てにして家に戻って来るのだと言い伝えているのは、先祖の霊はその火が見えるほどの近くにいて、いつも自分の子孫を見守っているのだという考えもあることを示しているのであり、日本人が死と言うことをどう考えているのかを知る、大きな手がかりになりそうです。 |
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