一戸の市日


岩手県商工会連合会北部広域指導センター編 「岩手県北、青森県南の定期市」より

 ふるさと一戸では「1のつく日」に市日が開かれる。月に3回開かれるので、これを三斎市(さんさいいち)と言う。
 ではこの市がいつ頃から開かれるようになったのだろうか。これについては、実ははっきりした記録がない。
 ただ、隣町の福岡(現二戸市)の「市を南部藩が認可した」のが、正保3年(1646)という記録があり、同じ頃に一戸にも市が認可されたと思われる。

 だとすれば、一戸の市はおよそ350年以上の間続いて来たことになる。一戸に限らず県北地方にはあちこちに「市」が開かれているが、場所によっては無くなってしまったり、その規模が小さくなったりという傾向が見られる。  何百年もの間郷土の経済・物流の一端を担い、町の生活に深く密着している「市」は、時代と共にその形を変え今日に至っている。

写真は平成11年2月の市日の様子


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